カラーとおパンツとカート(続き)



ももが2015年の5月に避妊手術をしたときのことです(続きです)。
通常、避妊手術は、初ヒート前(柴犬は5~9ヶ月くらいかな)に行うのが
婦人系の病気の発症率が最も低くなるとされていますが、
ももの子供(ななの孫)が欲しかったので、延ばし、延ばしにしてしまっていました。
6歳という年齢(6歳になったばかりでした)ですと、
乳腺症の予防にはならないそうで、
でも、卵巣・子宮の病気は防げるということだったので、
開腹手術ですし、ももの年齢のこともありましたが、
病院の先生と相談した上で、手術することにしたのでした。
でも、ももにとっては、もうひとつ、手術のメリットがあったようでした

ももは、おパンツが大、大、大嫌いでした

おパンツをはかせようとすると、「助けてくださ~~~い!!」とキュンキュン鳴くし、
はかせると、固まっていました。

おパンツとバイバイできたことは、ももにとって良かったことだと思います

さて、さて、ももが避妊手術をしたときは、いろいろと大変だったんです。
まず、最初、予定していた手術日の朝、
ご飯もおやつもお水も飲んではいけないということで、
その通りにして病院へ向かう途中、
ももが過去6年間、一度もそこで草を食べたことがないのに、
パクっとしてしまったような...(でもグイっとリードを引いてセーフだったような...)

先生に話して、レントゲンも撮ったのですが、
やはり手術のリスクとなることは避けたほうが良いということで...
手術日変更....

姪っ子1号は、お迎えのとき行きたいということでお仕事までお休みしてたんだけど...

...変更された手術日には車で病院まで連れて行ってもらいました

ももは、病院


手術の後、病院で一泊しなくてはならないことも心配で...
手術の翌朝お迎えに行き、ももと感動の対面をし

先生に「で、ももはお泊り大丈夫でしたか?」とお聞きしたところ、
とてもいい子にしてたと言われて、ほっとしました

手術の後は、抜糸前2週間と抜糸後1週間、
合計3週間くらいカラーをつけることになるので、
それも嫌がらないか心配でしたが...
ななのカラーを見たときには、あんなに嫌がっていたのに、
ももは、カラーをつけることはまったく嫌がりませんでした

ももの場合、おパンツをはくより、カラーをつけることのほうが、
ぜんぜんよかったのでしょう

だけど、大変だったのはその後です。
ななは、手術の後、心配するようなこともなく、手もかからなかったのですが、
ももは、お散歩のとき、キュンと鳴いて、
その場に座り込んで動かなくなってしまい、とてもあせりました

病院に電話して、念のために診てもらいましたが、
問題ないということで、痛み止めをもらって、一安心。
でも...
その後も、痛み止めは飲んでいたのですが、
ももの場合、ビビリということもあって、ちょっとでも「お腹痛い」って感じると、
座って動かずに「抱っこ!」と言うので、
抱っこしてのお散歩がはじまりました


先生からは、お散歩は、行かなくても大丈夫なくらい、と言われていたのですが、
ななももは、お家では絶対にお仕事はしません。
それで、最初、ももを抱っこしながら、ななを連れて散歩しました。
ももを下に降ろすと、いつものお散歩コースに行きたがり、
抱っこ、降ろす、抱っこ、降ろすの繰り返しで、
やっとお仕事を済ませてくれたのですが、
帰りは、ず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと抱っこ

ももちゃんは歩きませんからっ! って感じで...

さすがにももを抱っこしながら、ななを連れて、
いつものお散歩コースを行くのは、
腕がブルブルしてしまってしんどかったので...
ももを先に抱っこでお散歩させてから、
ななをお散歩させることにしました

でも、ももは、ななと一緒にお散歩したいし、
ななは、なんで一緒に連れて行ってもらえないのかと、
ちょっと寂しそうなお顔をするので、せつなくて、これも止めて...

結局、ももを抱っこしながら、ななを連れて、ショートコースでお散歩して、
一旦、家に戻って、ももを置いてから、ななともう一度お散歩に行くことにしました

誰か一緒に行けるときは、途中で、ももを休憩させて、
なながもう一回りして戻ってくるのをももと待っていました。
とにかく...
抜糸までの2週間は、ず~~~~~~~~~~~~~~~~っと
ももを抱っこしてお散歩していました


ももの抜糸が済んで、1週間後、カラーもとれて、やっと、
いつものお散歩コースに行って、お散歩仲間と会ったとき、
その話をすると、「言ってくれれば、カート、貸してあげたのに~」と皆に言われ...

そうだよねっ、カートっていう手があったんだよねっ! と気が付きました

もちろん、後の祭り...

ななももはカートを持っていなかったので(今もまだ持っていないのですが)、
カートという発想がまったくなく、抱っこしか思いつかなかった....

で...
カートは何かのときのために、絶対、買おうって決心しました

ななは、とにかく協力的で、
「ももちゃんを抱っこしているからゆっくり歩いてね」とお願いすると、
ちゃんと、ゆっくり合わせて歩いてくれるし...

もものことも、心配して、いつものようにお耳を舐めてあげていました。


ももは、カラーをつけたななを無視していましたが

ななは、やっぱり優しいお母ちゃんです


そんなななですが....、
ななは、ももを家に置いてから、私と二人でもう一度お散歩するのが
けっこう気に入っていたようで

なかなか、帰ろうとしませんでした。


でも、この時期ももにかかりきりだったので、
それくらいは、仕方ないですね

あ、ななが、イヤイヤをして踏ん張っているときのお顔は、
柴、というより秋田犬に似てるでしょ

とにかく、ももを「抱っこ」でお散歩は、
ほんと大変だった、というお話でした

それと、最後に、文字だらけの長文で、ごめんなさい

頑張ったももとななとななもも係りの私のために(?)
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| 2011年 | 22:16 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑